3はじめての能楽堂舞台探訪

はじめての能楽堂舞台探訪

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下の能楽堂のイラストをクリック/タップすると舞台装置の説明が表示されます。
興味のある箇所を探索して、能楽堂の美しい構造とその機能について、直感的に学びましょう。

橋掛りを表示 揚幕を表示 柱(シテ柱、ワキ柱、笛柱、目付柱)を表示 鏡板を表示 切戸口を表示 道成寺の環を表示 階を表示 白洲を表示 一ノ松、二ノ松、三ノ松を表示 橋掛りを表示 揚幕を表示 柱(シテ柱、ワキ柱、笛柱、目付柱)を表示 鏡板を表示 切戸口を表示 道成寺の環を表示 階を表示 白洲を表示 一ノ松、二ノ松、三ノ松を表示

能舞台の豆知識

能舞台の響きの床

能舞台の床は、主に響きの良いヒノキを使用し、足音を効果的に響かせる特殊な設計となっています。この独特の響きは、演者の動きをより劇的に、また神秘的に見せ、演目の雰囲気を深める効果を持ちます。演者はこの床の反響を感じ取りながら繊細な演技を行い、観客に深い感動を提供します。

道成寺の鐘の魅力

舞台に設置される「道成寺の鐘」は、特定の演目で使用される重要な道具です。この鐘は、物語に深みを加えるための象徴的なアイテムであり、鐘の音色は演目の雰囲気を高めるのに欠かせません。演者は鐘を巧みに操作し、観客に強烈な印象を与えます。

天井に目を向けると、演目『道成寺』で使用される滑車が見えます。この滑車は、重量のある鐘を舞台上に吊り下げるために用いられ、劇的な演出を可能にします。

能舞台の屋根の意匠

能舞台の屋根は、そのシンプルながらも印象的な構造で知られています。通常、屋根は四角い形をしており、天井にはしばしば美しい装飾が施されています。この屋根の設計は、能舞台がもともと野外で演じられていた歴史を反映しており、屋外の自然環境を模倣する役割を果たしています。また、屋根の下で演じられることは、演者を神聖な空間に包み込むような効果を生み出し、演目の神秘性を高めます。この屋根の存在は、能楽の演出に独特の雰囲気を与え、観客の感動を深める重要な要素です。


主催:公益社団法人能楽協会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託:令和5年度日本博 2.0 事業(委託型)

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